初恋の人が、大人になってしゃくれてた。
そんな経験をした事があります。
けど、当時の思い出は色あせなかったりするもんです。
久しぶりに、
当時週3で食べていた、
愛する油そば屋「てっぺん」を訪問した時、
思わず表題の様な経験をしました。
温玉高菜油そば特盛中辛ちゃん。
彼女の名前はキラキラネームを彷彿とさせる、
キャッチーなプリティーガールでした。
終電でしか帰れない様な、
タフガイな日々を過ごしていた社会人駆け出しの頃、
神々しく光る駅前の名店にいる、
ハートフルな女の子。
そんな彼女に会いに、1300円カットを済まし、
久しぶりに訪問して来ました。
堂々たるスタイル。
黒光りする丼。
突き刺さるノリ。
中辛の薬味が、アダルトさを演出。
久々の対面にも、
変わらずの笑顔で出迎えてくれました。
しかし、久しぶりに会った、
温玉高菜油そば特盛中辛ちゃんには、
温玉の姿がなく、味付け卵に。
心なしか麺が変わってしまっていた様な気が。
髪の毛切ったんだね。と、
適当な言葉で動揺を隠しつつも、
しっかりと完食をさせて頂きました。
住む世界が変わり、
環境が変わったいま、
時代の流れと共に成長をした姿に、
時の流れを感じた次第であります。
しかしながら、
結論としてわかった事が1つあります。
やっぱりここの高菜は美味しい。
もちろん油そばも。
ちょっと見た目が変わっても、
ちょっとしゃくれていたって、
ちょっと服装が変わっていたって、
本質的な物は変わらないという事。
ノスタルジックな想い出に浸りながら、
油そば特盛高菜トッピング中辛ちゃんを完食させて頂きました。
いつまでも変わらない、
想い出を頂けるお店でした。
また会いに来ます。